X-ADVを買って後悔したこととは?6つの欠点と購入に向いてる人の特徴

「X-ADVを買うと後悔するってホント?」

「X-ADVの魅力は?どんな人に購入は向いてる?」

ホンダの大型アドベンチャーモデル「X-ADV」
スクーターの利便性と足回りの良さを組み合わせた多機能モデル。

そんなX-ADVについて、「X-ADVを買って後悔した」との声も聞かれますが、なぜでしょうか?

本記事では、X-ADVを買って後悔した欠点と乗ってみた魅力から購入に向いてる人の特徴を解説していきます!

X-ADVを買って後悔した6つの欠点

なぜ、X-ADVは買って後悔したと感じるのか。

X-ADVの購入を検討している方にとっては、非常に気になる情報です。

早速、X-ADVを買って後悔した6つの欠点について考察していきます。

【後悔1】デザインが独特でダサい

まず1つ目として「デザインが独特でダサい」

X-ADVのデザインが独特であるため、購入後に後悔するユーザーがいます。このモデルは都市部とオフロードの中間的なスタイルを目指しており、その外観は一部のライダーには合わないことがあります。

具体的には、フロントマスクの大きな造形や、角ばったボディラインが特徴的で、従来のスクーターやオートバイのスムーズな曲線とは大きく異なります。このようなデザインは、見る人によって強い個性と映る一方で、受け入れがたいと感じるユーザーも少なくありません。このため、X-ADVのデザインは購入を検討する際の重要な考慮点です。

【後悔2】比較的重くて取り回しが困難

次に2つ目の後悔したとする点が「比較的重くて取り回しが困難」

X-ADVの重量はその取り回しの難しさに直結しており、購入後に後悔するユーザーもいます。このモデルの車両重量は236kgであり、特に都市部での使用においては、その重さが運転の支障になることも少なくありません。

例えば、狭い路地や駐車スペースでの機動性が求められるシーンでは、他の軽量なスクーターやバイクと比較して明らかに扱いにくさを感じることがあります。また、坂道での停止や発進時にはその重さがライダーにとって大きな負担となることも報告されています。このように、X-ADVはその重量によって取り回しの難しさが増すため、購入を検討する際には重要な考慮点となります。

【後悔3】本格的なオフロード使用には向かない

3つ目の後悔した点として「本格的なオフロード使用には向かない」

X-ADVは本格的なオフロード使用には適していないという点で、購入後に不満を感じるユーザーがいます。このモデルはオンロードとオフロードの中間的な特性を持つ設計であるため、厳しいオフロード条件下でのパフォーマンスには限界があります。

具体的には、X-ADVのサスペンショントラベルやタイヤの仕様が本格的なオフロードバイクに比べて制限されており、岩が多い地形や深い泥濘地での走行は困難です。また、高い地上高と重量により、急な斜面や不安定な地面での操作性に課題があります。このため、X-ADVはあくまで軽度から中度のオフロード走行に適しており、本格的なオフロード使用を期待するライダーには向いていないといえます。

【後悔4】シートが高くて身長が低いと乗りにくい

4つ目の後悔した点として「シートが高くて身長が低いと乗りにくい」

X-ADVのシートの高さが原因で、身長が低い人には乗りにくいという問題があります。このモデルのシート高は790mmとなっており、平均的な日本人の身長に比べると高めの設定です。

具体的には、身長が160cm以下のライダーからは、足が地面にしっかりとつかないために、特に停車時や低速でのバランスを取る際に不便と感じる声が多く上がっています。また、シートが硬めであるため、長時間の運転での快適性にも影響が出ることが指摘されています。このため、X-ADVはシートの高さを検討する重要なポイントとなり、身長が低い人にとっては特に注意が必要です。

【後悔5】メンテナンスが手間で時間もコストもかかる

5つ目の後悔した点として「メンテナンスが手間で時間もコストもかかる」

X-ADVのメンテナンスが手間であり、時間もコストもかかるため、購入後に不満を感じるユーザーがいます。このモデルは独特な機構と高度な技術を採用しているため、通常のバイクに比べてメンテナンスが複雑です。

具体的には、X-ADVのデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)や特殊なサスペンションシステムなど、専門的な知識を要する部分が多く、これらの部品の点検や交換には特別な技術が必要とされます。加えて、これらの部品のメンテナンスに必要な工具や部品も高価で、全体的なメンテナンスコストが上昇する傾向にあります。このため、X-ADVのメンテナンスは購入を検討する際に留意しておきたい点になります。

【後悔6】燃費があまり良くなくて燃料コストが気になる

そして6つ目の後悔した点として「燃費があまり良くなくて燃料コストが気になる」

X-ADVの燃費があまり良くないため、燃料コストが気になるという理由で購入後に後悔するユーザーがいます。このモデルの公式燃費は27.7km/Lですが、実際の使用状況によってはこれよりも低下することが報告されています。

特に、都市部での頻繁な停止や加速が多い場合や、オフロードでの過酷な走行を行うと、燃費はさらに悪化し、この結果、月間の燃料費が予想よりも高くなることがあります。このため、燃費の問題はX-ADVを選ぶ際の大きな考慮点となります。

後悔してない!X-ADVに乗ってみた魅力

ここまで、X-ADVを買って後悔した欠点をまとめてきました。

後悔した点はあっても、運転する魅力があるのも事実。
ここからは、後悔してない!X-ADVに乗ってみた魅力についてもご紹介します!

【魅力1】快適な乗り心地

特に魅力につながる高評価が「快適な乗り心地」

X-ADVは快適な乗り心地を提供します。このバイクの設計はライダーの体格や姿勢を考慮しており、長時間の運転でも疲労を感じにくいです。

具体例として、シートは広く設計されており、また適切なクッション性があります。これにより、長距離ツーリング中でも快適に過ごすことができます。さらに、サスペンションシステムは路面の凹凸を効果的に吸収し、スムーズなライディング感を実現します。フットペグの位置も最適化されており、自然なライディングポジションを保ちやすいです。このように、X-ADVは乗り心地の良さを追求した設計によって、日常の移動からツーリングまで、あらゆるシーンでの使用に適しています。

【魅力2】優れた収納スペース

実用的な点で魅力に感じるのが「優れた収納スペース」

X-ADVの優れた収納スペースは、多くのライダーにとって非常に魅力的な特徴です。このモデルは座席下のラゲッジボックスにフルフェイスヘルメットも収納できる大容量22リットルのスペースを提供しており、これにより日常の買い物から長距離ツーリングまで、様々なシナリオでの荷物運搬が容易になります。

具体的には、フルフェイスのヘルメットを1つ収納できるだけでなく、追加の小物も一緒に入れることが可能です。さらに、防水性のある内装が荷物を雨水から守ります。この広々とした収納スペースは、特に日常使用での便利さを大いに高めており、X-ADVの実用性を一層強化しています。

【魅力3】先進的な技術を搭載

3つ目の魅力として多いのが「先進的な技術を搭載」

X-ADVに搭載されている先進的な技術は、その走行性能と利便性を大きく向上させています。特に注目すべきは、デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)であり、これによってスムーズで応答性の高いギア変更が可能となっています。

例として、DCTは自動モードとマニュアルモードを選択でき、状況に応じて最適な走行スタイルを選べます。さらに、このバイクはトラクションコントロールシステムやABSといった安全技術も備えており、悪天候や不安定な路面でも安定した走行が可能です。このような先進的な技術の搭載により、X-ADVは高い安全性と驚くほどの快適さをライダーに提供しています。

【魅力4】安全性が高くて走行も安心

4つ目の魅力として「安全性が高くて走行も安心」

X-ADVの安全性が高く、走行が安心できるのは、最新の安全技術が数多く搭載されているからです。このモデルには、先進的なABS(アンチロック・ブレーキ・システム)とトラクションコントロールシステムが標準装備されています。これにより、滑りやすい路面や急なブレーキ時でも、車両の制御を効果的に保つことができます。

具体例として、雨天時の走行や未舗装路での操作時でも、これらのシステムが車両のスキッドを防ぎ、安定した走行を支援します。さらに、X-ADVはLEDライトを全面に採用しており、夜間の視認性も向上しています。これらの安全装備のおかげで、X-ADVはあらゆる天候や路面条件下でも信頼性の高い走行が可能となり、ライダーに安心感を提供します。

【魅力5】夜間や悪天候でも良好な視認性

そして5つ目の魅力が「夜間や悪天候でも良好な視認性」

X-ADVは夜間や悪天候でも良好な視認性を確保しています。このバイクはフロントにLEDヘッドライトを採用しており、その明るさと広がりが視界を大幅に向上させています。

具体的には、LEDライトは従来のハロゲンランプと比較して約30%明るく、その光の範囲も広いため、夜間の未照明道路や霧の中でも前方がはっきりと見えます。また、ターンシグナルにもLEDを使用しているため、他のドライバーに対する視認性も向上しています。これらの技術により、X-ADVはどんな天候条件下でもライダーがより安全に運転できるよう支援しています。

後悔すると言われてもX-ADV購入に向いてる人

ここまで、X-ADVの評判を詳しく解説してきました。

では、X-ADVはどんな人に向いてるバイクなのか?
X-ADVの購入を検討している人にとって、最も気になる点ですよね。

具体的な後悔すると言われてもX-ADV購入に向いてる人をまとめます!

【特徴1】ユニークな見た目が好みな人

まず1つ目の特徴として「ユニークな見た目が好みな人」

X-ADVはユニークな見た目が好みの方に特におすすめです。このバイクは独特のデザインが特徴で、フロントマスクの力強いラインや未来的なスタイリングが目を引きます。

例えば、角ばったデザインのヘッドライトや、アグレッシブな車体形状は、従来のスクーターやオートバイには見られないスタイルです。このようなデザインが好みの方には、X-ADVは非常に高い満足度を提供するでしょう。

【特徴2】収納スペースを重視する人

次に2つ目の特徴として「収納スペースを重視する人」

X-ADVは収納スペースを重視する人に最適です。このモデルは座席の下に22リットルの大容量収納スペースを備えており、日常使いから長距離ツーリングまで幅広いニーズに対応します。

具体的には、フルフェイスヘルメット1つを収納できるほか、雨具や小物なども余裕で収めることが可能です。このため、荷物を多く運ぶ必要がある方や、機能性を重視する方には、X-ADVが非常に有効な選択肢となります。

【特徴3】安全性を最優先に考える人

そして3つ目の特徴として「安全性を最優先に考える人」

X-ADVは安全性を最優先に考える人に理想的なバイクです。このモデルには最先端の安全技術が搭載されており、特にABSとトラクションコントロールシステムが標準装備されています。これにより、滑りやすい路面や急ブレーキ時でも車両の安定を保ち、ライダーの安全を大きく向上させます。

例えば、雨天時の滑りやすい道でも、ABSが効果的にブレーキ力を調整し、転倒のリスクを減少させます。このような高度な安全装備が完備されているため、X-ADVは安全を重視するライダーに最適です。

ホンダX-ADVの特徴・スペックを詳しく紹介

ここからは、ホンダX-ADVの特徴・スペックを詳しく紹介していきます!

X-ADV750

X-ADV750はホンダが製造するアドベンチャースタイルのスクーターで、都市部の走行はもちろん、オフロードや長距離ツーリングにも対応する多機能性を備えています。このバイクの最大の特徴は、オートバイとスクーターの中間に位置するそのユニークなデザインです。堅牢なフレームに加え、アグレッシブなスタイリングが特徴的で、見た目にも強いインパクトを与えます。

エンジンは745ccの液冷SOHC4バルブ並列2気筒を搭載し、58馬力の最高出力と69Nmの最大トルクを発揮します。このパワフルなエンジンにより、市街地だけでなく、山間部や砂利道など、様々な地形での走行もスムーズにこなします。

特に注目すべきは、デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)を採用している点です。これにより、手動変速と自動変速の両方のメリットを享受でき、ライダーは走行状況に応じて最適なギアチェンジを選択できます。さらに、安全面ではアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)やトラクションコントロールが標準装備されており、不安定な路面でも安心して走行が可能です。

快適性の面では、高さ790mmのシートと広々とした足元スペースが提供され、長時間のドライブでも疲れにくい設計になっています。収納スペースも広く、日常使いからアウトドアアクティビティまで、幅広い用途に対応します。

このようにX-ADV750は、その機能性とデザイン性を兼ね備えたバイクとして、多様なニーズに応えることができるため、多くのライダーから高い評価を受けています。

ADV250

ADV250についてです。

X-ADVの中古相場と価格

気になるX-ADVの中古相場と価格についてです。

バイク買取業者のカチエックスによると、X-ADVの中古相場は「595,000円~1,308,000円」。平均価格としては、1,179,417円となっています。(※2024年4月調査時点の情報)

【Q&A】後悔すると囁かれるX-ADVのよくある疑問

最後に後悔すると囁かれるX-ADVのよくある疑問をまとめます。

【疑問1】X-ADVにクルーズコントロールは搭載されてない?

「X-ADVにクルーズコントロールは搭載されてない?」

X-ADVにはクルーズコントロールが搭載されていません。

このバイクはアドベンチャースタイルのスクーターであり、主に都市部やライトオフロードでの使用を目的として設計されているため、クルーズコントロールのような長距離ツーリング特化の機能は含まれていません。そのため、X-ADVはデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)やABSなどの他の先進技術に焦点を当てています。結論として、クルーズコントロールを求める方にはX-ADVは向いていないかもしれません。

【疑問2】X-ADVのフルパワーで最高速度はどれくらいでる?

「X-ADVのフルパワーで最高速度はどれくらいでる?」

X-ADVの最高速度は、フルパワー時で約160km/h~180km/hに達するといいます。

この速度は745ccの液冷並列2気筒エンジンが発揮する58馬力のパワーによって可能となっています。実際の走行テストでは、高速道路でのオーバーテイクや長距離ツーリングでも余裕を持って対応できる性能を示しています。このため、X-ADVは都市部の移動だけでなく、高速走行が求められる場面でも力強いサポートを提供します。

【疑問3】X-ADVの2024モデルの発売はいつ?

「X-ADVの2024モデルの発売はいつ?」

リリース情報については、ホンダの公式サイトから確認することができます。

まとめ:X-ADVを買って後悔した欠点と購入に向いてる人の特徴

X-ADVを買って後悔した欠点と購入に向いてる人の特徴をまとめてきました。

改めて、X-ADVを買って後悔した欠点をまとめると、

X-ADVを買って後悔した欠点

  • デザインが独特でダサい
  • 比較的重くて取り回しが困難
  • 本格的なオフロード使用には向かない
  • シートが高くて身長が低いと乗りにくい
  • メンテナンスが手間で時間もコストもかかる
  • 燃費があまり良くなくて燃料コストが気になる