バイクのテールランプがつかない原因は?つかないと違反になる?対処法と修理費用

「バイクのテールランプがつかない!原因は?」

「どうすれば直る?修理費用はどれくらい?」

気づいたらテールランプがついてない!

昨日までは点灯していたのに、突然の症状で焦りますよね。

どうしてバイクのテールランプがつかなくなったのか?どうすれば直るのか?

本記事では、バイクのテールランプがつかない原因と症状別での対処法や修理費用について詳しく解説していきます!

バイクのテールランプがつかない原因

なぜ、バイクのテールランプがつかなくなったのか?

バイクのテールランプがつかない原因について、一般的な理由をここでは解説していきます。

【原因1】接触不良

まず1つ目に挙げられる原因として「接触不良」

接触不良は、電気の通り道であるコネクタや接点部分の接続がうまくいかないことによって発生します。

例えば、コネクタが緩んでいる場合、振動で接触が断続的になり、テールランプが点灯しないことがあります。また、汚れや錆がコネクタや接点に付着すると、電気が流れにくくなり、結果として点灯しなくなることもあります。さらに、配線が摩耗や劣化している場合も接触不良が起こります。

接触不良を防ぐためには、定期的なメンテナンスが重要です。コネクタや接点部分を清掃し、緩みがないか確認することをおすすめします。特に、湿気の多い環境では錆が発生しやすいため、注意が必要です。これらの対策を講じることで、テールランプの正常な動作を維持することができます。

【原因2】配線の断線

次に2つ目に挙げられる原因として「配線の断線」

配線の断線は、電気がランプに届かない状態を引き起こし、テールランプが点灯しなくなります。

具体的には、配線が擦れや振動により摩耗し、最終的に断線する場合があります。さらに、過度な引っ張りや曲げによって配線が劣化し、断線することもあります。

配線の断線を防ぐためには、定期的な点検が必要です。点検時には、配線の外観を確認し、摩耗や劣化が見られる部分を早めに修理または交換することをおすすめします。特に、配線の保護カバーが破れている場合は、早急に対処が必要です。配線の断線が発見された場合、専門の修理業者に依頼して修理を行うことが望ましいです。適切な配線のメンテナンスを行うことで、テールランプの正常な動作を維持できます。

【原因3】バルブの故障

3つ目に挙げられる原因として「バルブの故障」

バルブの故障は、テールランプが点灯しなくなる主要な原因の一つです。

例えば、バルブが切れてしまうと、電気が通らず光が発生しません。また、バルブの内部でフィラメントが断線する場合もあります。フィラメントが断線すると、電流が途切れてしまうため、バルブは機能しなくなります。さらに、バルブの接点部分が汚れていたり、腐食していたりする場合も、電気の流れが悪くなり点灯しなくなります。

バルブの故障を確認するためには、まずバルブを取り外して視覚的に点検することが必要です。バルブが明らかに切れている場合は新しいバルブに交換することで問題を解決できます。バルブが故障していない場合でも、接点部分を清掃し、確実に接続されているか確認することが重要です。バルブの適切な点検とメンテナンスを行うことで、テールランプの正常な動作を維持することができます。

【原因4】ヒューズの切れ

4つ目に挙げられる原因として「ヒューズの切れ」

ヒューズの切れは、電流が過剰に流れた場合に発生し、テールランプを含む電気系統の保護を行います。

例えば、配線がショートしている場合、ヒューズが切れて電気が流れなくなることがあります。また、ヒューズ自体が経年劣化することでも切れる可能性があります。

ヒューズの切れを確認するためには、まずヒューズボックスを開けてヒューズの状態を視覚的に点検します。ヒューズが切れている場合、金属の部分が断裂しているか、黒く焦げていることが確認できます。切れたヒューズは、同じ規格の新しいヒューズに交換する必要があります。交換後に再びヒューズが切れる場合は、根本的な電気系統の問題がある可能性があるため、専門のメカニックに診断を依頼することが望ましいです。ヒューズの点検と交換を定期的に行うことで、テールランプの正常な動作を維持できます。

【原因5】電気系統の不具合

5つ目に挙げられる原因として「電気系統の不具合」

電気系統の不具合は、バッテリーの問題やレギュレーターの故障、さらには配線の劣化や接触不良が含まれます。

例えば、バッテリーの電圧が低下すると、テールランプに十分な電力が供給されず、点灯しないことがあります。レギュレーターが故障すると、バッテリーへの充電が不十分になり、最終的に電力不足が発生します。さらに、配線が古くなり劣化すると、電流の流れが悪くなり、テールランプが正常に点灯しなくなります。

電気系統の不具合を確認するためには、バッテリーの電圧を測定し、正常範囲内であるか確認することが重要です。レギュレーターの状態も点検し、必要に応じて交換します。配線に関しては、目視で劣化や損傷がないか確認し、問題があれば修理または交換を行います。電気系統の不具合を早期に発見し対処することで、テールランプの正常な動作を維持できます。

【原因6】ブレーキスイッチの故障

そして6つ目に挙げられる原因として「ブレーキスイッチの故障」

ブレーキスイッチの故障は、ブレーキを踏んだ際にテールランプが点灯しない原因となります。

具体的には、スイッチ内部の接点が摩耗や汚れで正常に機能しなくなることがあります。また、スイッチの配線が断線している場合や、スイッチ自体が物理的に破損している場合もあります。

ブレーキスイッチの故障を確認するためには、まずブレーキレバーやペダルを操作しながらスイッチを点検します。スイッチが作動していない場合は、接点部分を清掃し、接触が良好かどうか確認します。それでも問題が解決しない場合は、スイッチや配線を交換する必要があります。ブレーキスイッチが正常に作動しているかを定期的に点検することで、テールランプの正常な動作を確保できます。

バイクのテールランプがつかないと違法になるのか?

ここまで、バイクのテールランプがつかない原因について解説してきました。

点かない原因がわかれば、あとは修理するだけ、なんですが、ここで気になるのがバイクのテールランプがつかないと違法になるのかどうか?バイクのテールランプが点いてないまま走ると捕まるのかどうか?

結論からいって、バイクのテールランプが点いてない状態で走行すると、法律違反となります。日本の道路交通法第62条の「整備不良車両の運転の禁止」に該当し、夜間やトンネル内など視界が悪い状況での安全確保のために、車両には適切な灯火装置を備えることが義務付けられています。

テールランプは、その中でも後方からの視認性を確保し、追突事故を防ぐために非常に重要な役割を果たしています。テールランプが点灯していないと、他の車両や歩行者がバイクの存在に気づきにくくなり、事故のリスクが高まります。

したがって、テールランプが正常に機能していない状態で走行することは、道路交通法違反となり、整備不良として交通取り締まりの対象となる可能性があります。このため、テールランプがつかない場合は、速やかに修理することが求められます。

バイクのテールランプがつかない時の症状別対処法

では、どうすればバイクのテールランプがつかない問題を解消できるのか?

具体的なバイクのテールランプがつかない時の症状別対処法についてまとめていきます!

【対処法1】テールランプが常時点灯しない時

まず、「テールランプが常時点灯しない時」の対処法についてです。

テールランプが常時点灯しない原因として、バルブの故障が考えられます。バルブが切れている場合、新しいバルブに交換することが必要です。次に、ヒューズの切れも考えられます。ヒューズボックスを開けてヒューズの状態を確認し、切れている場合は同じ規格のヒューズに交換します。また、配線の断線や接触不良も原因となることがあります。配線の目視点検を行い、断線や損傷が見つかった場合は修理または交換を行います。さらに、テールランプのスイッチの故障も原因として考えられます。スイッチが正常に作動していない場合、清掃や交換が必要です。

これらの対処法を順に試みることで、テールランプの常時点灯しない問題を解決することが可能です。

【対処法2】ブレーキランプは点くがテールランプが点かない時

次に、「ブレーキランプは点くがテールランプが点かない時」の対処法についてです。

バイクのブレーキランプは点くがテールランプが点かない場合、いくつかの原因が考えられます。

まず、バルブが二重フィラメントタイプの場合、テールランプ用のフィラメントが切れている可能性があります。この場合、バルブを新しいものに交換する必要があります。次に、テールランプ用の配線が断線している可能性もあります。配線を点検し、断線が見つかった場合は修理または交換を行います。また、ヒューズがテールランプ専用である場合、ヒューズが切れている可能性があります。ヒューズボックスを開けてヒューズの状態を確認し、必要に応じて交換します。さらに、スイッチやリレーの接触不良も原因となることがあります。これらの部品を点検し、清掃や交換を行います。最後に、接触部分の汚れや腐食が原因で電気が流れにくくなっていることもあります。接点を清掃し、接触を改善することで解決します。

これらの対処法を順に試みることで、テールランプが点かない問題を解決できます。

【対処法3】テールランプもブレーキランプも両方つかない時

「テールランプもブレーキランプも両方つかない時」の対処法についてです。

バイクのテールランプもブレーキランプも両方つかない場合、いくつかの主要な原因が考えられます。

まず、ヒューズの切れが最も一般的な原因です。ヒューズボックスを開けて、ランプ用のヒューズが切れているか確認し、必要ならば同じ規格のヒューズに交換します。次に、バルブの故障も可能性があります。バルブを取り外して目視点検し、フィラメントが切れている場合は新しいバルブに交換します。また、配線の断線や接触不良も原因となることがあります。配線を点検し、断線や損傷が見つかった場合は修理または交換を行います。さらに、スイッチやリレーの故障も考えられます。これらの部品を点検し、正常に作動していない場合は交換が必要です。最後に、電気系統全般の不具合が考えられるため、バッテリーの電圧を確認し、必要に応じて充電や交換を行います。

これらの対処法を順に試みることで、テールランプとブレーキランプが両方つかない問題を解決できます。

【対処法4】ブレーキランプは点くがテールランプが点かない時

そして、「ブレーキランプは点くがテールランプが点かない時」の対処法についてです。

バイクのブレーキランプは点くがテールランプが点かない場合、いくつかの原因が考えられます。

まず、テールランプ用のフィラメントが切れている可能性があります。バルブを取り外し、フィラメントの状態を確認し、切れている場合は新しいバルブに交換します。次に、テールランプの配線が断線している可能性があります。配線を点検し、断線や損傷が見つかった場合は修理または交換を行います。また、テールランプ用のヒューズが切れている場合もあります。ヒューズボックスを開けてヒューズの状態を確認し、必要に応じて同じ規格のヒューズに交換します。さらに、テールランプのスイッチやリレーが故障している可能性もあります。これらの部品を点検し、正常に作動していない場合は交換が必要です。

これらの対処法を順に試みることで、ブレーキランプは点くがテールランプが点かない問題を解決できます。

バイクのテールランプがつかない症状を修理する費用

ここまで、バイクのテールランプがつかない原因と対処法について詳しく解説してきました。

では、実際に修理を依頼する場合に、どれくらいの費用がかかるのか?

最も気になるバイクのテールランプがつかない症状を修理する費用について、一般的な目安を以下の通りまとめます。

交換箇所 費用 内容
バルブの交換 500円~1,500円 バルブ自体の価格と交換作業の手数料が含まれます。
ヒューズの交換 200円~500円 ヒューズの価格と交換作業の手数料が含まれます。
配線の修理または交換 1,000円~5,000円 断線した配線の修理や新しい配線の取り付け、必要に応じて防水処理も含まれます。
コネクタの修理 1,000円~3,000円 接触不良のコネクタの清掃や交換作業の手数料が含まれます。
スイッチやリレーの交換 1,500円~4,000円 スイッチやリレー自体の価格と交換作業の手数料が含まれます。
電気系統全般の点検と修理 5,000円~10,000円 バッテリーのチェック、電圧測定、レギュレーターや配線全体の点検、必要に応じた修理が含まれます。

これらの費用は、部品の品質や修理工場の料金設定によっても変わることがあります。事前に見積もりを取ることで、正確な費用を把握することができます。

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【Q&A】バイクのテールランプがつかない状況でのよくある疑問

最後にバイクのテールランプがつかない状況でのよくある疑問をまとめます。

【疑問1】原付のテールランプ交換は自分でも簡単にできる?

「原付のテールランプ交換は自分でも簡単にできる?」

結論、原付のテールランプ交換は自分でも簡単にできます。理由として、テールランプ交換は特別な工具や専門知識を必要としないためです。

具体的なやり方として、多くの原付では、テールランプのカバーを取り外し、古いバルブを抜き取り、新しいバルブを差し込むだけの簡単な作業です。工具は、ドライバー1本で済む場合がほとんどです。また、新しいバルブの価格も500円から1,500円程度と手頃です。

以上の理由から、原付のテールランプ交換は初心者でも簡単に行える作業です。

【疑問2】テールランプがつかないと捕まりますか?

「テールランプがつかないと捕まりますか?」

結論、テールランプがつかない状態で走行すると捕まる可能性があります。なぜなら、道路交通法では夜間や視界が悪い条件下での安全を確保するために、車両の灯火装置が正常に作動することが義務付けられているからです。

実際、テールランプが点灯しない場合、後続車両からバイクの存在が確認しにくくなり、追突事故のリスクが増加します。違反が見つかると、整備不良として罰金が科される可能性があり、違反点数が加算されることもあります。

したがって、テールランプがつかない状態での走行は法律違反となり、罰則を受けるリスクがあるため、速やかに修理することが重要です。

まとめ:バイクのテールランプがつかない原因と症状別での対処法

バイクのテールランプがつかない原因と症状別での対処法をまとめてきました。

改めて、バイクのテールランプがつかない原因をまとめると、

バイクのテールランプがつかない原因

  • 接触不良
  • 配線の断線
  • バルブの故障
  • ヒューズの切れ
  • 電気系統の不具合
  • ブレーキスイッチの故障

バイクのテールランプがつかない原因にも、いくつかの理由が存在します。

いずれにしても、バイクに不具合が見つかった場合には、早々に専門の修理業者などに相談するのが早期解決につながります。